一般社団法人モンテッソーリケア協会

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モンテッソーリケア講演会in高知県。

10月11日(金)に、高知県梼原町でモンテッソーリケア講演会を開催いたしました。

梼原町は、人口3,100人の小さな町ですが、町民の団結力が強く、とてもアットホームな温かい町です。町をあげてモンテッソーリケアに取り組まれようとしており、多くの方が参加されました。

開催場所である「雲の上の図書館」は、県外からの来場者も多い圧巻の施設です。また、併設の梼原町複合福祉施設「YURURIゆすはら」にある「デイサービス ゆるり」ではモンテッソーリケアの実践が始まっています。

今回の講演のテーマは「モンテッソーリケアって何?」

モンテッソーリ教育のメソッドと認知症ケアを組み合わせたモンテッソーリケアについて、実践するために重要な環境づくりや職員の対応など、実践事例を交えて講演をさせていただきました。認知症の方は、長い人生の中で培われてきた「知識」や「動作」などが、必要な場面で『その時』忘れられているだけなのです。『その時』に私たちは、その方が本来持たれている能力を最大限に発揮できるようにサポートする必要があります。

参加者の皆様もとても熱心に聞いて下さったので、今後のケアの参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

講演会の様子。多くの方が参加して下さいました。

YURURIゆすはらのモンテッソーリケアの取り組みの様子。利用者様が飲み物を自分で選択できる環境が整っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

雲の上の図書館http://kumonoue-lib.jp/